前回の記事で紹介したFlatpress以外にもデータベースを使わないCMSがいくつかあるのですが、その中から「CMSimple_XH」を設置して試してみました。
前回同様、設置方法を紹介します。
プログラムの入手
以下のページで本体をダウンロードします。この記事を書いている時の最新版は「1.7.2」です。
次に以下のページで日本語の翻訳ファイルをダウンロードします。
そして、2つのzipファイルを解凍します。
解凍した本体のフォルダを開くと、中に「cmsimplexh」というフォルダがあるので、それを開いておきます。
次に翻訳の「CMSimple_XH_JP_Translations-master」を開き、中にある「cmsimple_xh」というフォルダを開きます。
これら2つに共通のフォルダがあるので、翻訳側にある5つのフォルダを本体側のフォルダにコピーして上書きします。
上書きの手順
- 本体側の「cmsimplexh」と翻訳側の「cmsimple_xh」を開く
- 翻訳側(cmsimple_xh)の中にある全てのフォルダを選択
- 右クリックで本体側(cmsimplexh)の中に移動
- 「ここにコピー」を選択
- 「ファイルを置き換える」を選択
上書きが完了したら、本体の「cmsimplexh」を設置するサーバーにアップロードします。
アップロードした場所(URL)にアクセスして無事表示されれば設置完了です。
管理画面にログイン
サイトの一番下にある「ログイン」をクリックするか、URLの最後に「?Start&login」を追加するとログイン画面が表示されます。
パスワードの入力欄に初期状態のパスワード(test)を入力して「ログイン」をクリックします。
もちろん、このままだと危険なので、パスワードを最初に変更しておきます。
画面最上部のメニューにある「設定」にマウスポインタをのせると「パスワード」が出てくるので、そこをクリックします。
新旧のパスワードを入力する画面に切り替わります。
古いパスワードに先ほどの「test」を入力し、新しいパスワードと確認のところに変更後のパスワードを入力します。
この時に入力した新しいパスワードをメモしておきます。
下にある「保存」をクリックすると設定が完了します。
保存が完了するとログアウト状態になるので、先ほどの新しいパスワードを使って再度ログインします。
日本語の画面になっているので、あとは管理画面のメニューから色々な項目やページを変更するなり、編集するなりする感じですかね。
使ってみての感想
当然ながら画面表示が速いです。あと、管理画面の使い勝手も良いです。
最上部のメニューの設定にある「テンプレート編集」と「スタイルシート編集」でカスタマイズできるのは便利だと思います。
少しいじった程度なので、細かい部分を把握していませんが、個人的には、Flatpressより使いやすい感じがしました。