URLを短縮したい時は、YOURLSを使っているのですが、初期状態のデザインだと見づらい画面になるので、デザインをカスタマイズして使っています。
今回はYOURLSの画面表示を変更するカスタマイズについて紹介します。
尚、僕の場合は、サーバー側でインストールしたので、カスタマイズする時は、プログラムのフォルダをFTPソフトでダウンロードしてから作業しています。
日本語化
配布ページが削除されたので、現在はダウンロードできません。
YOURLSは日本語に対応していないのですが、以下の日本語訳のファイルを使えば日本語表示に切り替えられます。
YOURLS 1.7日本語訳 ※アーカイブ
ダウンロードページにも書いてありますが、行う作業は、2つの言語ファイル(ja_JP.mo、ja_JP.po)のアップロードと、「config.php」の修正です。
言語ファイルをアップロードする場所は、「user」の中にある「languages」の中です。
ホーム画面の変更
初期状態では設置したURLへアクセスすると、ログイン画面が表示されますが、最初に表示されるファイルの内容を変更すると、短縮用の画面が表示されるようになります。
変更作業は以下の通り。
- 最初からある「index.php」を別の名前(例 index0.php)に変更
- 同じフォルダにある「sample-public-front-page.txt」の名前を「index.php」に変更
- 2の「index.php」をサーバーにアップロードして上書き
上書きしてから再度ホーム画面にアクセスすると、短縮できる画面が表示されます。
ホーム画面では左上に「管理画面」のリンクが表示されるので、管理画面にログインする時は、そこをクリックします。
先ほどの「1」のところで名前を変更したのは、後から戻せるようにしておくためで、深い意味はありません。
転送先の重複を許可
初期設定では既に登録されているURLの再登録ができません。
「user」フォルダの中にある「config.php」を記述を修正すると、同じURLの再登録が可能になります。
修正の手順は以下の通り。
- 「user」フォルダの中にある「config.php」を開く
- 「YOURLS_UNIQUE_URLS」の「true」を「false」に変更
- 「config.php」をサーバーにアップロードして上書き
プラグインの追加
YOURLSの短縮方法には2つあり、1つは任意の文字列を指定する方法、もう1つは入力欄を空欄にしたまま自動生成する方法です。
自動生成を使う場合は、URLの後ろが通し番号になるのですが、Random Keywordsというプラグインを使うと、無料サービスと同じようにランダムな文字列で生成できるようになります。
導入手順は以下の通り。
- 上記ページの右上にある「Clone or download」をクリック
- 右下の「Download ZIP」をクリック
- ダウンロード開始
- ダウンロードした「random-keywords-master.zip」を解凍
- サーバー側のプラグインのフォルダにアップロード
- 管理画面にログイン
- 画面上にある「プラグイン」のリンクをクリック
- 一覧から「Random Keywords」を探す
- 右端で「有効にする」をクリック
デザインの変更
画面表示はいかにも海外製という感じになっていますが、「css」の中にあるスタイルシートで背景色や文字の大きさ等を変更できます。
スタイルシートは「css」の中にあります。
僕は背景色を黒色にして文字サイズを少し大きくしています。
冒頭でも書いたのですが、プログラムのアップデートでスタイルシートが上書きされてしまうので、スタイルシートを変更した時は、パソコン側にバックアップしておくと良いですね。