着ぐるみバイト

遊園地やイベント会場で動物や有名なキャラクターの着ぐるみ姿を見かけることがありますよね?

笑顔の被り物で愛くるしいポーズや動きをする様子は、見ているだけで楽しくなります。

しかし、中の人は結構大変なんです。

今回は僕が学生時代に経験した着ぐるみバイトについて書きます。

着ぐるみバイトはきつい?

大学時代の夏休みにイベント関係の会社でアルバイトをしたのですが、パンダの着ぐるみを着る日がありました。

仕事内容は着ぐるみを着て飲食店の駐車場で呼び込み兼PRをするというもの。

30分ごとの二交代制なので、30分やったら30分休憩です。

初めての着ぐるみということで、ワクワクしながら当日を迎えたのですが、そのワクワク感は開始30分で消滅。

渡された着ぐるみは、小ぶりな頭部とタオル地のツナギ服のようなもので、どう考えても通気性が悪いものでした。

その格好で真夏の日中に動きまわるわけですから、熱がこもって全身汗だく状態です。

しかも、頭部には口以外の部分に穴がなくて、足もとを見ながら移動しなければなりません。

その状態で小さな子供や家族連れに手を振ったり、気を引くポーズを見せたりするわけです。

また、1つの着ぐるみを使いまわしていたので、交代する時は友人の汗がしみこんだものを身に着けることになります。友人の汗とはいえ、やはり抵抗がありました。

着ぐるみに入っている時はテンションが上がって、それなりに楽しいのですが、交代する時には精神的にも体力的にも疲れが出ます。

もちろん、そのままだと脱水症状で倒れてしまうので、休憩のたびに水分補給をするのですが、入るたびに汗で出てしまいます。

その日だけの単発ということもあってか、きつさより楽しさが勝っていたのですが、長期でやる仕事だったら体力的にきつくなっていたかもしれません。

着ぐるみバイトの時給

時給は地域や仕事内容によって多少違いますが、時々出る求人を見る限りでは、一般的な仕事と大差ない金額になっています。

僕がバイトをした会社の時給も最低賃金より若干高い程度でした。

ただ、二交代制で1日分の日当がもらえたので、時給換算だと倍の金額でした。

体を使う仕事ですし、夏場は多少きついと思いますが、着ぐるみバイトの求人は少ないので、興味があるなら応募してみると良いかもしれません。

貴重な経験になりますし、後々の話のたねにもなると思います。

応募条件に注意

一時的に必要な募集の時は、応募条件がゆるいこともあるのですが、テーマパークや遊園地等の場合は、ダンスやキャラクターを演じるスキルがないと応募できないこともあります。

また、着ぐるみのサイズの都合で身長の上限を決めているケースもあるので、使う着ぐるみが小さい場合は、女性が有利になります。

僕が入ったパンダの着ぐるみは大きめで、むしろ女性だと厳しいサイズ感だったのですが、怖がる子供がいたので、相当大きく見えていたのかもしれません。

大人と同じ身長のパンダが立ったまま近づいてきたら、そりゃあ怖いですよね。

さいごに

人前に出ることが苦手なのですが、なぜか着ぐるみの時はテンション高めで動き回っていました。

子供に向かって変なポーズをして笑わせたり、家族連れに手を振ったり、それなりに楽しんでいたことを覚えています。

外から顔が見えないということもあるのですが、普段の自分とは違う人になっていました。

あまりの暑さでおかしくなっていたのかもしれませんが、今となっては良い思い出です。