OSやソフトと同じようにウェブ上で使うプログラムにもアップデートがあります。もちろん、セキュリティのこともあるので、アップデートの放置はよろしくありません。
今回は、クラウドストレージであるNextcloudのアップデートについて書きます。ただ、僕はmixhostを使っているので、cPanelにあるSoftaculous Apps Installerを使った場合のアップデートです。
Softaculous Apps Installer での更新
mixhostのマイページにログインしてcPanelのSoftaculous Apps Installerの画面を開くと、「Installations(インストールしたプログラムの一覧)」、「Outdated Installations(更新があるプログラム)」、「Backups(バックアップの情報)」の3つが表示されます。
2つ目の「Outdated Installations」が更新の通知で、更新がある時は、表示される数字が1以上になっています。
また、その下にある「利用可能な*アップデートがあります。」の表示でも確認できます。
で、これらのいずれかをクリックすると一覧画面に移動します。
プログラムの更新がある時は、「バージョン」の項目に更新を意味する水色のアイコンが出ます。
ここをクリックすると、アップグレードの画面に切り替わるので「バックアップの作成」にチェックを入れてから「アップグレード」のボタンをクリックします。
因みに「バックアップの作成」にチェックを入れないままアップグレードしようとすると、以下のエラー画面が表示されます。
英文の意味ですが、翻訳ソフトによると「インストールをバックアップすることを選択していないようです。デフォルトのファイルに変更を加えた場合は、バックアップを取ってください。とにかく続けます ?」だそうです。
エラーというより注意ですね。
アップグレードが始まると、床屋のサインポールっぽい表示と進捗状況の%表示が出るので、これが100%になるまで待ちます。
100%になると、完了画面に切り替わります。
ただ、ここで更新完了ではなく、「あと1ステップ」という表示が出ます。
Nextcloud での更新
Softaculous Apps Installerの完了画面に表示されるリンクをクリックしてNextcloudの画面にアクセスします。
アップデートするための画面が出るので、「アップデートを開始」をクリックします。
そのまま少し待つとアップデートが完了し、ログイン画面へ移動します。以上で更新作業は終了です。
更新の通知をメールで受け取る
cPanel にある Softaculous Apps Installer にはメール設定がありまして、右上にあるメールのアイコンをクリックすると出てきます。
ここで「全てのアップデート通知を無効にする 」にチェックが入っていなければ、プログラムの更新をメールで知らせてくれます。
僕は設置しているプログラムが多いので、届くメールも多くて鬱陶しく感じる時もあるのですが、Softaculous Apps Installerにアクセスする回数を必要最低限にできるので、ありがたく受信しています。
cPanelを使わない場合のアップデート
cPanelを使わずに設置した場合のアップデートについても知っておこうと、テスト用のデータベースを作り、別のドメインを使って設置してみました。
ただ、サーバーへアップロードするファイルが多く、完了するまでに結構時間がかかったので、この段階でモチベーションが下がってしまいました。
さらに肝心のアップデートでは、設定画面の概要からアップデートをしようとすると、タイムアウトで止まってしまい、結局アップデートを断念するというオチ。
一応、公式ページを参考にしつつ、MultiPHP INI Editorで設定を変えてみたのですが、それでもダメでした。
このあたりに詳しい人なら解決できるかもしれませんが、僕は今後もSoftaculous Apps Installerを活用しようと思います。