これまでに色々なメールソフトを使ってきたのですが、現在はThunderbirdがメインになっています。
ただ、メールを作成する時に挿入される署名欄のところがどうにも好きになれず、変更して使っています。
今回はThunderbirdの署名部分について書きます。
署名欄の「–」
Thunderbirdでは「ツール」から出てくる「アカウント設定」を開くと、使用するメールアドレスに関する設定を変更できますが、「署名編集」に署名となる内容を入力しておくと、メールを作成する時に挿入されます。
ただ、入力した内容の上に「–」が自動で追加されます。
この「–」は、世界共通の仕様でして、ソフト側の不具合ではありません。
もちろん、気にならない程度ですし、このまま使えば済む話ですが、僕の場合は、署名部分の一番上に長めの線を入れて区切ることが多いので、冒頭の「–」が厄介な存在になります。
というわけで、ソフトの設定を変更して「–」が自動挿入されないようにしました。メールの編集画面で削除しても良いのですが、毎回だとさすがに面倒ですからね。
設定エディター
ThunderbirdにもFirefoxと同じように「about:config」の画面を開くと、ソフトの設定を変更できます。
この画面で署名欄の「–」を追加しない設定に変更できます。
設定の流れは、メニューバーの「ツール」から「オプション」を選択し、「詳細」のタブに切り舞えます。
一番下に「設定エディター」という表示があるので、そこをクリックします。
別画面で「about:config」が表示されるので、画面内の「危険性を承知の上で使用する」をクリックします。
一番上の検索窓に「suppress_signature_separator」を入力すると、「mail.identity.default.suppress_signature_separator」という設定名が出てきます。
この項目の値が「false」になっているので、その項目の上でダブルクリックし、値を「true」にします。
設定変更はこれにて完了。
これで署名欄の冒頭部分に「–」が入らなくなります。
設定を戻す場合は、先ほどと同じ流れで「true」にした部分を表示し、ダブルクリックで「false」に切り替えます。