家にいる時はネットで動画を視聴することが多いのですが、そのまま再生していると時間がもったいないので、再生方法を工夫しつつ視聴しています。
今回は、動画の視聴時間を節約できるブラウザ用の拡張機能「Video Speed Controller」を紹介します。
Video Speed Controller
Video Speed Controllerは、動画の再生速度と再生場所を任意で変更できる拡張機能です。
ただ、HTML5の動画を前提としたものなので、Flashを使っているサイトでは使えません。
FlashからHTML5への移行が進んでいるので、大抵の動画サイトで使えると思いますが、すべてのサイトで使えるというわけではありません。
ブラウザへの追加
ここではChromeで追加する手順を紹介します。
配布ページへアクセスして右上の「Chromeに追加」をクリックします。
表示される確認画面で「拡張機能を追加」をクリックしたら追加完了。
Firefox用のアドオンもあります。
設定方法
ブラウザの右上あたりにあるアイコンをクリックして「settings」をクリックすると、設定画面が開きます。
設定画面では機能別のショートカットキーが表示されます。
この画面で数値の変更やショートカットの追加ができますが、設定内容を変更した時は、画面の下の方にある「Save」を押して保存します。
Show/hide controller(表示/非表示コントローラ)
ショートカットキー「V」
キーボードで「V」キーを押すと、コントローラーの表示と非表示が切り替わります。
Decrease speed(速度を下げる)
ショートカットキー「S」
キーボードで「S」キーを押すと、設定してある数値分再生速度が遅くなります。
Increase speed(速度を上げる)
ショートカットキー「D」
キーボードで「D」キーを押すと、設定してある数値分再生速度が早くなります。
Rewind(戻す)
ショートカットキー「Z」
キーボードで「X」キーを押すと、設定してある秒数分再生場所が戻ります。
Advanse(進める)
ショートカットキー「X」
キーボードで「X」キーを押すと、設定してある秒数分再生場所が進みます。
Reset speed(速度をリセット)
ショートカットキー「R」
キーボードで「R」キーを押すと、再生速度が通常の速度(1.0)に戻ります。
Preferred speed(優先する速度)
ショートカットキー 「G」
キーボードで「G」キーを押すと、設定した速度(0.07~16.0)になります。
画面上での操作方法
対応している動画の画面を開くと、画面の左上に数字が表示されます。この数字が現在の再生速度です。
画面上にマウスを乗せるとコントローラーが出てきて、速度と再生場所を変更できるようになります。
「«」
クリックするたびに設定画面の「Rewind」で指定した数値(秒数)分再生場所が戻ります。
「-」
クリックするたびに設定画面の「Decrease speed」で指定した数値分速度が下がります。
「+」
クリックするたびに設定画面の「Increase speed」で指定した数値分速度が上がります。
「»」
クリックするたびに設定画面の「Advanse」で指定した数値(秒数)分再生場所が進みます。
「×」
コントローラーが消えます。
設定画面で細かく設定できるのですが、僕は再生ボタンを押した後に画面上のボタンで調整するようにしています。
あと、Preferred speedの数値を.0(倍速)にして、動画内で飛ばしたい箇所があったら「G」キーを押すようにしています。
もちろん、そのままだと爆速再生になってしまうので、飛ばす箇所が終わったら「R」キーを押して速度を戻します。
さいごに
今回紹介した拡張機能は動画を飛ばしながら再生する時や早送りで再生したい時に便利なのですが、YouTubeで突然流れるCMの映像を短時間で終わらせる時にも重宝すると思います。