以前の記事(無料で使える短縮URL)で独自ドメインの短縮URLを生成できるYOURLSを紹介しましたが、WordPressを使っている場合は、プラグインを追加するだけで同じことができます。
短縮したURLの管理もWordPressの管理画面で行えるので、WordPressに慣れているなら、YOURLSを新規で設置するより使いやすいと思います。
今回は短縮URLを簡単に生成できるWordPressのプラグインを紹介します。
Pretty Link
URLの短縮には「Pretty Link」というプラグインを使います。

上記リンク先からダウンロードできますが、WordPressの管理画面で直接追加する方が楽です。プラグインの新規追加で「Pretty Link」を検索したら出てきます。
このPretty Linkで生成される短縮URLは、使っているWordPressのURLに任意の文字列を加えた形になります。
また、ブックマークレットもあり、これをブラウザに登録しておけば、いつでも短縮URLを生成できます。
ブックマークレットの登録は、左のメニューにある「ツール」をクリックし、画面内の「Pretty Link 生成」をクリックした状態でブラウザのブックマークバーへ移動したら完了です。
他のブラウザで使う時は、以下の流れで登録できます。
2.WordPressの管理画面でブックマークレットの画面を開く
3.「iPhone 用のブックマークレット登録手順を表示」をクリック
4.「この文字列をコピー」の下にある文字列(スクリプト)をコピー
5.1で登録したブックマークの編集画面を開く
6.4でコピーした内容に差し替えて保存
短縮したいページを開いた状態でブラウザに登録したブックマークレットをクリックすると短縮URLが生成されます。
短縮されたリンクの右側にあるクリップっぽいアイコンをクリックすると、URLをコピーできます。
また、短縮リンクの下にある「戻る」をクリックすると、短縮前のURLのページへ戻ります。
短縮したURLの内訳を確認したい時は、WordPressの管理画面にログインし、左側のメニューの「Pretty Links」をクリックすると、登録内容の一覧が表示されます。
使用するドメイン
生成される短縮URLは独自ドメインの後ろに文字列を追加する形になるので、使用するドメインが長いと短縮後の文字数も多くなります。
例えば、当ブログで使っているドメイン(tokidokimegane.com)で短縮すると、以下のような感じになります。
短縮前の方が短いURLという本末転倒の結果です。
元のURLがパラメータだらけの長いものだったら、無意味な短縮にはならないと思いますが、短いドメインを使った方がすっきりしますよね。
僕が使っている独自ドメインの中に「5文字+com」があるのですが、それを使うと、ドット込みの9文字と文字列の組み合わせになります。
もちろん、文字数が少なければ少ないほど短くできるのですが、短いドメインは取得済みのものが多いので、新規の取得が難しいと思います。
文字数が少ないということは文字の組み合わせも少ないですし、短いドメインを必要とする人は国内外に大勢いるので、取りずらくなるのも当然ですけどね。
ただ、5文字前後なら取得できる可能性があるので、短縮URL用に短いドメインを取得しておくとよいかもしれません。
短縮用として使う
WordPressは本来ブログを作るためのプログラムですが、短縮専用として使う手もあります。
贅沢な使い方ではありますが、短めのドメインを別途用意し、そのドメインで設置したWordPressにPretty Linkを追加するわけです。
また、今使っているドメインが短めのものだったら、「s.独自ドメイン」のような短いサブドメインを作ればドメイン代を節約できます。
管理画面のセキュリティに関するプラグインの追加は必須になりますが、URLの紐づけだけに使うので、当然ながらブログとして使う時に追加するプラグインは不要ですし、テンプレートも適当なものでOKですね。
さいごに
今回紹介した方法は独自ドメインで短縮できるというメリットがありますが、ドメインとサーバーを事前に用意しなければなりません。
そこまではしたくないけど、似た感じの使い勝手で短縮したいという場合は、以下の拡張機能を使う方法もあります。
ブラウザのアイコンをクリックすると、開いているページのURLをBitlyの短縮URLに変換できるので結構便利です。
非公式のものなので突然使えなくなる可能性はありますが、たまに使う程度なら重宝するかもしれません。
追加するだけでも一応使えるのですが、無料アカウントを作り、以下の手順でトークンというものを追加する方がよいです。
・右上のアカウント名部分をクリック
・Settingsをクリック
・左側のメニューのAPIをクリック
・Enter passwordにログインパスワードを入力
・Generate tokenをクリックして内容をコピー
・拡張機能のオプションを開く
・入力欄にコピーした文字列を入れる
・画面下の「Save changes」をクリック