以前の記事に書いたSkyWayのビデオチャットは、あくまでビデオ通話なので映像を写すウェブカメラが必要になります。
もちろん、ウェブカメラのをつなげば済む話ですが、ウェブカメラを持っていない時や音声だけの通話に使いたい時は困ってしまいますよね。
今回はSkyWayをカメラなし(音声のみ)で使う方法を紹介します。
代替ソフトの使用
キャプチャーソフトや仮想カメラなどと呼ばれるソフトをパソコンにインストールすると、ウェブカメラとして認識させることができます。
この手のソフトにはいくつかあるのですが、僕は「ManyCam」というソフトを使っています。
以下の画像は、SkyWay Conferenceへアクセスした時に出る確認画面で、ウェブカメラを選択するCamには「ManyCam Virtual Webcam」が表示されています。
通話だけならこのままで良いのですが、ManyCamを起動しておけば、デスクトップの画面や映像を出すこともできます。以下は画面の色を黄色にした時のものです。
表示する画面は、ManyCamの画面下にある四角の上で右クリックすると選択できます。YouTubeのURLを入れれば動画も再生できます。
また、無料版では2つの画面を切り替えることができます。
日本語の表示にする時は、右下にある設定ボタンをクリックし、言語で日本語を選択します。
設定画面には「ManyCamのロゴを表示」という項目があり、ここを切り替えるとロゴが出なくなるのですが、無料版では変更できません。
尚、ManyCamは、画面を閉じても終了しないので、タスクバーにあるアイコンの右クリックで終了を選択します。
スクリプトを修正
SkyWayのサンプルにある「videochat」を使う場合は、script.jsの98行目を修正してアップロードすると通話だけにできます。
修正前
navigator.mediaDevices.getUserMedia(constraints).then(stream => {
修正後
navigator.mediaDevices.getUserMedia({video: false, audio: true}).then(stream => {
スマホで代用
スマホとPCの併用になりますが、アプリを使えば、スマホのカメラをウェブカメラとして使えます。
ただ、スマホを使うなら、そのまま通話に使った方が楽かもしれませんね。僕はそうしています。