ウェブページを手軽に保存する方法

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たまたまアクセスしたページの内容を気に入って、いつでも読めるようにしておきたいってことがありません?

僕はブックマークに登録することが多い、というよりクセになっているので、気になったら登録って感じです。

しかしですね、ブックマークには弱点があって、運営者がページを削除したらアクセスできなくなります。

ページのURLが変更された時も運営者が新URLの告知や転送設定をしていない場合は、同様にアクセスできなくなります。

ただ、自分のPCにデータとして保存しておけば、ずっと読める状態にしておけます。今回は保存方法をいくつか紹介します。

スクリーンショットで保存

ページのデータを手っ取り早くパソコンに保存するならスクリーンショット(スクリーンキャプチャー)が便利です。

パソコンには画面を画像で保存できるプリントスクリーンという機能がありますが、ページ全体は保存できません。

しかし、スクリーンショットの拡張機能をブラウザに追加しておけば、簡単に保存できます。

スクリーンショットの拡張機能は色々とあるのですが、ここでは二つ紹介します。

GoFullPage – Full Page Screen Capture

GoFullPage - Full Page Screen Capture
余分な権限を要求することなく、現在のページのスクリーンショットを完全に確実にキャプチャできます。

GoFullPageはクリック1回でページ全体を保存できます。画像形式(PNG、JPG)とサイズの選択、PDF出力に対応しています。

FireShot

ウェブページ全体をスクリーンショット - FireShot
ウェブページ全体をスクリーンショット撮影。PDF/JPEG/GIF/PNGでキャプチャ、編集、保存や...

FireShotは保存領域(ページ全体、表示部分、選択範囲)の選択、画像形式(PNG、JPG)の選択、PDF出力に対応しています。

ページ全体をPDFで保存するならブラウザの印刷機能で事足りますが、指定した範囲をPDFで保存する時には重宝するかもしれません。

部分的なPDF保存

HTMLファイルで保存

ページのデータをそのまま保存する方法もあります。

保存したいページをブラウザで開いたまま、名前を付けて保存をクリックすると、そのページに必要なデータがパソコンに保存されます。

しかし、ページで掲載している画像やデザインを維持するためのスタイルシート等も個別に保存されるので、ファイルの数が多くなります。

そこで便利なのがSingleFileという拡張機能です。

SingleFile
完全なページを単一の HTML ファイルに保存する
SingleFile Demo

画像やスタイルシートをHTMLファイルに埋め込んでしまう形なので、HTMLファイル一つの保存で済みます。

保存したHTMLファイルはブラウザで開くことができます。

また、HTML形式なので、一般的なテキストエディタで開いて編集することもできます。

初期状態ではJavascriptが除外対象なので、保存したページでは動的な部分が機能しませんが、オプションのNetwork項目にあるscriptsのチェックを外しておくとJavascriptも保存できます。

SingleFileのオプション

他にも一つのファイル(MHTML形式)で保存できる拡張機能があるのですが、こちらは特殊でして、一般的なエディタでの編集もできません。

さいごに

Evernoteのようなクラウドサービスにもウェブページを保存する機能があるので、登録して使う手もあります。

しかし、データを預けている状態になりますし、そのサービスがずっと続く保証はありません。

今回紹介した方法は自分の端末に保存するので、データを削除しない限り保持できます。長期で保持する情報は少ないと思いますが安心感はありますよね。

どの保存方法が最適かは用途や目的によって違ってきますが、一部の保存なら画像、ページ丸ごとの保存には、印刷(PDF)かSingleFileのHTMLファイルが良いと思います。

また、PDFファイルはブラウザでも開けるので、普段使っているPDFソフトが重い場合は、保存したページのPDFをブラウザの画面内にドラッグして開くと良いかもしれません。

あと、当然ではありますが、ウェブページも著作物なので、今回紹介した保存方法は私的利用の範囲が前提です。