WindowsにはInternet Explorerというブラウザソフトが最初から入っていますが、10からMicrosoft Edgeも加わりました。
また、Chromium版のEdgeが先日発表され、日本では4月以降にChromium版のEdgeが配布される予定になっています。
そんなEdgeですが、実行ファイルからの起動ができません。
一般的なソフトは実行ファイル(xxx.exe)と呼ばれるファイルのダブルクリックで起動しますが、Microsoft Edgeは起動してくれません。
もちろん、スタートメニューにあるアイコンをクリックしたら起動しますが、ランチャーソフトのような実行ファイルを指定するタイプのソフトでは困ってしまいます。
今回は、ランチャーソフトからEdgeを起動する方法について書きます。
当記事はChromium版のEdgeが配布される前に書いたので情報が古くなっています。
現在は以下の場所にある「msedge.exe」をランチャーソフトに登録しておけば、 Chromium版のEdgeが起動します。
C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe
Edgeの実行ファイル
インストールされているソフトの実行ファイルは、システムドライブの「Program Files」もしくは「Program Files (x86)」の中にあるフォルダを探せば大抵見つかります。
C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe
Internet Explorerの場所
C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe
しかし、Microsoft Edgeの実行ファイルは、プログラム用のフォルダではなく、Windowsフォルダの中にあります。
また、ここの実行ファイルをダブルクリックしても起動しません。
つまり、この実行ファイルをソフトやショートカットで指定しても動いてくれません。
ランチャーソフトに登録
ランチャーソフトは、ファイルとフォルダーの呼び出し、ソフトの起動が簡単にできるソフトで、ショートカットをまとめたようなものです。
僕は「CLaunch」というソフトを使っているので、このソフトにEdgeも登録してあります。
CLaunchでファイルやソフトを登録する時は、登録したい場所で右クリックし、アイテム登録を選択します。
Edgeを登録する時は、一番上の「ファイル/URL」のところに以下を入力して「OK」をクリックします。
これでCLaunchからEdgeを起動できるようになります。
また、「ファイル/URL」に「microsoft-edge:開くページのURL」を入力すると、起動時に指定したURLのページを開くことができます。
microsoft-edge:https://www.google.co.jp/
Yahoo!JAPANを指定する場合
microsoft-edge:https://www.yahoo.co.jp/
さいごに
Chromium版のEdgeでは実行ファイルの場所がプログラムフォルダ内になるようなので、ランチャーソフトでの登録も通常通りでよくなるかもしれません。
また、今回はCLaunchでの登録方法を紹介しましたが、他のランチャーソフトにも応用できるのではないかと思います。
僕はEdgeを使う機会がほとんどないのですが、先日、EdgeでAbemaTVのページにアクセスしたら意外と動作が軽かったので、AbemaTVのURLを指定した形でCLaunchに登録しました。